勝利に貢献してくれるハーブ!

ハーブ研究所 Spur

ハーブを専門に取り扱う研究所〈Spur〉は、100年以上におよぶ歴史を有しており、過去と未来をつなぐ存在として機能しています。私たち研究員は、長い歴史の大切さを胸に刻み、伝統を重んじながらも、さらなる成長を遂げていくことを目標に、日々研究に取り組んでいます。研究だけでなく、教育プログラム、研修プログラム、専門家のアドバイスを通じて、地元の発展にも協力しています。ハーブを専門に取り上げたセミナーやフォーラムでは、薬草研究の最新テーマに関心を寄せている人が大勢集まり、毎年、何百人もの学生やその他のビジターがガイド付きツアーに参加しています。当研究所は現在、漢方薬が将来、最も有望な治療方法のひとつになると確信しているため、漢方薬に関連するデータ収集と分析に専念しています。

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薬用植物の研究

ハーブ研究所〈Spur〉が取り入れている育種アプローチは、活性物質の主成分のセレクト、生物学的に活性である成分の増加、その成分の収量の増加に重点を置いています。DNAマーカーの確立と形態学的な表現の統一には、品種の認定や知的財産権の保護が必要不可欠ですが、伝統的技術および分子生物学的な技術を用いた当研究所の育種技術は世界トップレベルを誇っており、世界的に有名な一流企業は、当研究所の新たな品種や商品に強い関心を示しています。当研究所はその設立以来、品種維持を行うことにより、約30種以上にわたる薬用植物登録品種を常に存続させてまいりました。

薬用植物の遺伝子バンク

当ハーブ研究所では、2003年に定められた遺伝子保存方針に基づき、薬用植物の遺伝子バンクの保存・育成を行っています。代表的な試験管内での保存に加え、当研究所の植物園内では約900以上の分類群を保護し、生きた遺伝子源としてコレクションしています。

日本全国のさまざまな地域で植物調査を行い、生物多様性をよりよく探求するべく、国内に生息する分類群、種、個体群、植物群落の原位置登録を実施しています。また、既栽培種の農業技術開発、新規薬用植物の試験栽培、栽培環境の最適化、一次および二次処理の技術開発などにも積極的に取り組んでいます。

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当研究所の植物園について

当研究所が所有する植物園は、植物が生産する化合物をテーマに構成されています。小規模な植物園ではありますが、約800の分類群(種、亜種、変種、品種)を有しているほか、岩山から薬用植物を採取して保存しています。これは日本国内の事例として珍しいことで、世界的に見てもケモタクソノミーを栽培する植物園は数えるほどしかありません。また、オランダハウスと呼ばれる温室があり、その室内では温帯に生育する植物がコレクション・展示されています。これらの種のいくつかは、実際の医薬品の原料として使用されています。ぜひ植物園まで足をお運びになり、当研究所がとことんこだわった作品群をご覧ください!

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